平成 28 年度 入学試験問題
理 科
(帰国生入試)
[注意事項]
1 .試験開始の合図があるまで、この問題冊子の中を見てはいけません。
2 .解答用紙は、問題冊子の中にはさんであります。試験開始の合図があったら、 解答用紙を取り出して受験番号を記入しなさい。
3 .解答はすべて解答用紙に記入しなさい。 4 .問題冊子の余白等は自由に使って構いません。
5 .試験終了後、解答用紙のみ提出し、問題冊子は持ち帰りなさい。
1 Tさんのクラスでは、教室の水そうでオスとメスのメダカを数匹ずつ飼っています。5月 のある日、水そうのメダカを観察していると、メスのメダカがたまごを産みはじめていること
に気がつきました。そのたまごを別の水そうに移しかえて、たまごがふ化していくようすを観 察しました。以下の問いに答えなさい。
問1 メスのメダカの特ちょうについて正しく説明したものを、次の1~4から一つ選び、番
号で答えなさい。
1 背びれに切れこみがなく、しりびれが三角形に近い形をしている。
2 背びれに切れこみがあり、しりびれが三角形に近い形をしている。 3 背びれに切れこみがなく、しりびれが平行四辺形に近い形をしている。
4 背びれに切れこみがあり、しりびれが平行四辺形に近い形をしている。
問2 メダカの飼い方について、正しく説明したものを、次の1~4から一つ選び、番号で答 えなさい。
1 メダカがすんでいる池や小川の水は汚れているので、使ってはいけない。 2 水を取りかえるときは、一度にすべての水を取りかえる。
3 水そうは直射日光が当たらない明るいところに置く。 4 エサは食べ残しが出るぐらい、多めに与える。
問3 図1は、産まれたばかりのメダカのたまごをスケッチした
ものです。図のアを何といいますか。また、アのはたらきを 次の1~4から一つ選び、番号で答えなさい。
1 アを動かして水中を泳ぎ、天敵から逃げる。 2 アを水草にからみつかせる。
3 アから水草の栄養を吸収する。
4 アを通して、メスのメダカから栄養をもらう。
問4 メダカのたまごがふ化した直後、子のメダカのおなかがふくらんでいましたが、3日後
にはふくらみがなくなっていました。このころから子のメダカが行うことは何ですか。次 の1~4から一つ選び、番号で答えなさい。
1 水草をつかって巣をつくりはじめる。
ア
水そうのメダカを観察していると、朝早くにたまごを産むことが多かったので、なぜ朝に決 まってたまごを産むのかを調べてみることにしました。光がまったく当たらない場所にメダカ のオスとメスを数匹ずつ入れた水そうを置いて、光を当てている時間を、図2の①~④のよう に変えたところ、産卵する時刻に変化が見られました。図の中の矢印は産卵を始めた時刻、
は光を当てている時間、 は光を当てていない時間を表しています。水温など、 光以外の条件はどれも同じにしています。
図2
問5 この実験からわかることとして最も適切なものを、次の1~4から一つ選び、番号で答 えなさい。
1 メダカは午前中に産卵し、午後は産卵をしない。
2 光を当てていない時間が9時間より短くなると、メダカは産卵しなくなる。 3 光を当てている時刻帯と光を当てていない時間帯が反対になっても、産卵する。 4 光を当てなくした 12 時間後に、メダカは必ず産卵する。
問6 「メダカが産卵するには、暗い時間が必要である」ことを確かめるためには、図2の実 験に加えて、どのように光を当てて産卵するかどうかを調べればよいですか。次の図の 1~4から一つ選び、番号で答えなさい。
0
①
②
③
④
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 (時)0
↑ ↑ 産卵
↑ ↑ 産卵
↑ ↑ 産卵
↑ ↑ 産卵
1
2
3
4
2 よく晴れた日の夜空を見上げると、たくさんの星を見ることができます。これらの星の多 くは、自ら光を出して光っていて、それぞれ明るさや色が異なります。また、これらの星をつ
ないだ星座は、季節や時刻によって見え方が変化します。
次の図は、日本の北緯 35 度のある地点から、12 月のある日の真夜中に南の空を観察した
ときのようすで、真南に位置する星座と、月の位置を模式的に表したものです。このとき、月 は星座から西に 45 度離れた位置に見えました。図の月の白い部分は光っている部分、黒い部
分は欠けている部分を示しています。以下の問いに答えなさい。
問1 自ら光を出して光っている星を何といいますか。次の1~4から一つ選び、番号で答え なさい。
1 恒こう星 2 惑星 3 衛星 4 彗すい星
問2 図の星座を何といいますか。次の1~4から一つ選び、番号で答えなさい。 1 さそり座 2 オリオン座 3 はくちょう座 4 カシオペヤ座
問3 図の星座について説明した文のうち、まちがっているものはどれですか。次の1~4か
ら一つ選び、番号で答えなさい。
1 図の星座は、夏の真夜中(0時)には見ることができない。
2 図の星座にある星アは、ベテルギウスという1等星で、赤い色に見える。 3 図の星座にある星イは、リゲルという1等星で、青白い色に見える。
4 図の星座にある星アと、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスを結んだもの
東 南 西
ア
イ
問4 図の星座の星ウは、春分の日の太陽とほぼ同じ通り道を通ります。この星ウが真南の空 に見えるときの高度として、最も適切なものを次の1~5から一つ選び、番号で答えなさ
い。
1 35 度 2 45 度 3 55 度 4 65 度 5 75 度
問5 図の星座を観察した2時間後にもう一度空を見ると、星座は西に移動していました。こ
のように星座が移動した原因として、最も適切なものを次の1~4から一つ選び、番号で 答えなさい。
1 星座が太陽のまわりを公転しているから。 2 星座が地球のまわりを公転しているから。
3 地球が公転しているから。 4 地球が自転しているから。
問6 観察した日から4日後の同じ時刻に月を観察したときの見え方として、最も適切なもの
を次の1~4から一つ選び、番号で答えなさい。 1 満月が南の空に見える。
2 満月が西の地平線近くに見える。 3 上弦げんの月が南の空に見える。
4 上弦の月が西の地平線近くに見える。
問7 観察した日から 30 日後の同じ時刻に南の空を見ると、図の星座と月の両方を観察する ことができました。このときの星座と月の間隔かくは、図を観察した日と比べてどのように
なっていますか。最も適切なものを次の1~3から一つ選び、番号で答えなさい。 1 観察した日と同じくらいの間隔。
3 ものが燃えることについて、次の文を読んで以下の問いに答えなさい。 ものが燃えるには、次の①~③の3つの条件が必要です。
① 燃えるものがあること。 ② 酸素があること。
③ 発火点以上の温度になること。
①~③すべての条件を満たすと、ものが燃え始めます。また、①~③の条件のうち、一つで
も満たさなくなると、ものは燃えなくなります。
ものが燃えなくなる消火の例として、次のA~Cの場合を考えてみます。 A 燃えた炭を鉄板の上に置いておくと、炭が燃えつきる前に火は消えた。
B 火のついたろうそくのしんをピンセットでつまむと、ほのおが小さくなり、やがて消えた。 C びんの中でろうそくに火をつけ、ふたをすると、しばらくして火は消えた。
問1 上のA、Bの消火の例について、①~③の条件のうち、どの条件を満たさなくなりまし
たか。最も適切なものを①~③から一つずつ選び、それぞれ番号で答えなさい。
上のCの消火の例について、右の図の気体 検知管(空気中にふくまれる酸素や二酸化炭
素の体積の割合をはかることができる器具) を用いて、調べてみました。
問2 ろうそくに火をつける前のびんの中の空気にふくまれる酸素や二酸化炭素の割合を、気
体検知管で調べるとどのようになりますか。酸素と二酸化炭素について、次の1~7から 一つずつ選び、それぞれ番号で答えなさい。
問3 ろうそくの火が消えてから、ふたをとってすぐにびんの中の空気にふくまれる酸素や二 気体採取器
気体検知管
酸素用(6~ 24%用)
1 4
二酸化炭素用(0.5 ~8%用)
6 8 10 12 14 16 17 18 19 20 21 22 23 24 0.5 1 2 3 4 5 6 7 8
2 6 5 0.5 1 2 3 4 5 6 7 8
6
二酸化炭素用(0.03 ~1%用)
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8
7 0.03
0.03
0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 8 10 12 14 16 17 18 19 20 21 22 23 24
次のグラフは、いろいろな重さのマグネシウムの粉末と銅の粉末を加熱して完全に燃やした ときの、燃やす前の金属の重さと燃やしたあとの物質の重さの関係をまとめたものです。
問4 9gのマグネシウムの粉末を加熱して完全に燃やしたとき、燃やしたあとの物質は何g
できますか。
問5 40 gの銅を加熱して燃やそうとしたら、途中で火が消えてしまい、完全に燃やすこと ができませんでした。燃やしたあとの物質の重さをはかると、47 gになっていました。
燃やしたあとの物質の中に、まだ燃えていない銅は何gふくまれていますか。
問6 マグネシウムの粉末と、銅の粉末を混ぜ合わせたものが 20 gあります。これを加熱し て完全に燃やしたあと、重さをはかると 27.5 gになっていました。最初に混ぜ合わせた
粉末にふくまれていた銅の重さは何gですか。
燃やす前の金属の重さ(g) )
g ( さ 重 の 質 物 の と あ た し や 燃
0 0
5
マグネシウム 銅
5
4 何もつるしていない状態で、ばねA、 Bのはしを支えて静かにつるしたとき、ど
ちらのばねの長さも 20cm になりました。 また、このばねにいろいろな重さのおもり
をつるしたとき、そのおもりの重さとばね ののびとの関係をまとめると、右のグラフ
のようになりました。以下の問いに答えな さい。ただし、ばねはのびきることはな
く、ばねの重さは考えないものとします。
問1 図1のように、ばねAに、100 gのおもりをつるしたとき、ばねA全 体の長さは何 cm になりますか。
問2 図2のように、ばねBに、ある重さのおもりをつるすと、ばねB全体
の長さが 32cm になりました。このときにつるしたおもりの重さは何g ですか。
問3 図3のように、ばねAの下にばねBをつなぎ、その下に 40 gのおも
りをつるしました。このときのばねA、B全体の長さは何 cm になりま すか。
図1 ばねA
100g
図2 ばねB 32cm
ばねA
ばねB 0
0 10 1
20
おもりの重さ(g)
ばねA
ばね B の
の ね ば
次に、長さが 30cm、重さが 140 gの太さが一様な棒を用いて、てこを組み立て、つり合い について考えます。
問4 図4のように、棒の中央を糸でつるし、その左右に いくつかのおもりをつるしたところ、棒は水平につり
合いました。このときのおもりアの重さは何gです か。
図5のように、棒の両端にばねA、Bを取りつけて支え ると、棒は傾きました。
問5 図5のいは、ばねA、Bのどちらですか。A、Bの
記号で答えなさい。
問6 あ、いのどちらか一方のばねを取り付ける位置を、横に平行にずらしていくと、2本の
ばねの長さは等しくなり、棒は水平になりました。このとき、あ、いどちらのばねを棒の 端から何 cm ずらして支えましたか。次の例にならって、答えなさい。
例:うのばねを5cm 右へずらす。
図4
60g 60g ア 15cm 15cm
10cm
図5
左 右